①労働協約を結べます
労働組合が大学と締結する「労働協約」は、組合員のみに適用され、非組合員にも適用される就業規則より有利な条件である場合が多いのです。実際、本学では、「専門業務型裁量労働制の適用に関連する労働協約」が締結され、労災が発生した際にその時間帯にかかわらず学長が組合員に対して労災保険給付の手続きを行うことが約束されました。これは、非組合員には適用されません。
賃金労働条件の改善は、労働組合の組織の大きさ(組織率)によって大きく左右されます。したがって、組織率が過半数を超えることは(過半数組合)、労働者にとって極めて重要なのです。教職員の声を無視した大学運営や賃金労働条件の切り下げが平気でまかり通ることのないように、あなたも組合に加入して力をお貸し下さい。
②団体交渉を行えます
昇給や昇格が遅い、退職を強要された、セクハラやパワハラ(上司による部下いじめ)を受けたなど、いろいろな不満や困り事が生じた場合、組合員であれば組合が団体交渉などで問題の解決をはかります。組合では、これまでに寄せられた退職強要事件、職員いじめ、昇格基準の不透明さ、非常勤職員の待遇の不満などを大学側と交渉し、解決・改善をはかってきました。
非組合員の場合は、不満があっても上司や大学を相手に一人で苦情を言うしかありません。あなたは、不満を我慢して泣き寝入りしてはいませんか?
③顧問弁護士・税理士による協力体制が整っています
組合員は、顧問弁護士・税理士による法律相談が無料で受けられます。仕事上の問題に限らず、プライベートな相談についてもOKです。交通事故、医療、税金などさまざまな問題を抱えてお悩みのあなた、どこに相談してよいかわからず、悩んでいるあなたに強い味方です。
④慶弔、被災ならびに人間ドック受診費用の一部を補助します
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⑤横暴なトップダウン経営(大波)に対する防波堤の役目が期待できます
一般的に、労働組合が存在することで経営者による好き勝手な働かせ方を抑制する効果があります。また労働組合があるかどうかは、ブラック企業を見分ける上での1つの重要な指標です。福井大学を、過重労働や給与・賞与・人員の削減が横行するようなブラック大学にしないためにも是非組合に加入してください。お願い致します。